ダットサントラック(ダットラ)の魅力と維持の秘訣!後悔しない選び方と長く乗り続けるための具体策
「いつかは憧れのダットサントラック(ダットラ)に乗ってみたい」「でも、古い車だし維持費や故障が心配……」と悩んでいませんか?
タフで無骨なルックス、それでいてどこか愛嬌のあるデザインのダットサントラックは、生産終了から時間が経った今でも、アウトドア愛好家や旧車ファンから絶大な支持を集めています。しかし、いざ手に入れようと思うと、維持のしやすさやモデル選びの基準など、ネット上の断片的な情報だけでは不安を感じることもあるでしょう。
この記事では、ダットサントラックを愛してやまない方に向けて、後悔しないための選び方や、日常使いでの注意点、そして価値を下げずに長く乗り続けるための具体的なメンテナンス方法までを徹底解説します。
ダットサントラックが今なお愛される理由とは?
ダットサントラック、通称「ダットラ」は、日本のピックアップトラックの歴史そのものと言っても過言ではありません。商用車としての高い耐久性を持ちながら、時代を経るごとにレジャーやファッションの一部としても親しまれるようになりました。
唯一無二のデザインとサイズ感
現行の大型ピックアップトラックにはない、日本の道路事情にマッチした絶妙なサイズ感が魅力です。特に521型や620型、そして最終モデルのD22型に至るまで、各世代に熱狂的なファンが存在します。直線的なフォルムとクロームメッキのパーツの組み合わせは、現代の車にはない「道具感」と「お洒落さ」を両立させています。
壊れにくさとカスタムの幅広さ
もともとプロの現場で使われることを想定して設計されているため、エンジンや足回りの基本構造が非常に頑丈です。また、ローダウン(車高を落とす)して街乗りを楽しむスタイルや、リフトアップしてオフロード感を強調するスタイルなど、オーナーの個性を反映しやすいのも人気の理由です。
失敗しない!ダットサントラックの中古車選びのポイント
ダットサントラックを中古で購入する際、単に「見た目が綺麗だから」という理由だけで選ぶのは危険です。長く付き合うためにチェックすべき重要ポイントをまとめました。
フレームの腐食(錆)を徹底チェック
トラックの命は「ラダーフレーム」です。ボディの外装はある程度板金で直せますが、骨組みであるフレームが錆びて穴が開いているような個体は、走行安全性が著しく低下します。
車体の下を覗き込み、特にリアタイヤ付近のフレームに深い錆がないか確認しましょう。
表面的な錆なら防錆処理で対応可能ですが、中まで浸食している場合は避けるのが無難です。
エンジンとトランスミッションの状態
ダットラにはガソリンエンジンだけでなく、タフなディーゼルエンジンモデルも存在します。
アイドリングが安定しているか。
加速時に異音や引っ掛かりがないか。
マニュアル車の場合、ギアの入りがスムーズか。
これらは試乗が可能であれば必ず確認したい項目です。古い車だからこそ、納車前の整備内容がどこまで含まれるかが重要になります。
室内(内装)の状態
ダットラは商用車として使い倒された個体も多いため、シートの破れやダッシュボードの割れが目立つことがあります。内装パーツは外装パーツに比べて再生産が少なく、手に入りにくい傾向があるため、できるだけ内装がオリジナルの状態で保たれている車両は価値が高いと言えます。
収益性を高める!ダットラの維持費と税金対策
趣味の車とはいえ、現実的な維持費についても知っておく必要があります。ダットサントラックは「貨物車(1ナンバーまたは4ナンバー)」として登録されていることが多いため、乗用車とは税制が異なります。
自動車税のメリット
貨物登録の場合、毎年の自動車税は乗用車に比べて格段に安くなります。排気量が大きなモデルでも、維持費を抑えられるのは大きな強みです。ただし、車検が毎年(1年車検)になるという点には注意が必要ですが、トータルのコストで見れば貨物登録の方が安く済むケースがほとんどです。
燃費と燃料の選択
古いモデルのガソリン車は、現代のエコカーと比較すると燃費は良くありません。もし長距離を頻繁に走るなら、ディーゼルモデル(軽油)を選択肢に入れることで、燃料代を抑えることが可能です。ただし、都市部ではディーゼル規制(NOx・PM法)に適合しているかどうかの確認が必須です。
競合に差をつける!ダットラを長く健康に保つメンテナンス術
多くのブログでは「オイル交換をしましょう」程度のことしか書かれていませんが、ここでは一歩踏み込んだ、旧車トラック特有の対策を解説します。
ゴム類・ブッシュの定期交換
古い車で最も劣化しやすいのが、各部を繋ぐゴムパーツ(ブッシュ)です。ここが劣化すると、走行中にガタガタという異音が発生したり、直進安定性が損なわれたりします。
足回りのブッシュを新品に交換するだけで、驚くほど乗り心地が「シャキッ」と蘇ります。
ドア周りのウェザーストリップ(ゴムパッキン)も確認しましょう。雨漏り防止だけでなく、車内の静粛性向上にも繋がります。
電気系統の接点清掃
「急にエンジンがかからなくなった」というトラブルの多くは、実は単純な接触不良だったりします。
バッテリーの端子を磨く。
ヒューズボックスの点検。
古い配線の引き直し。
これらをプロに依頼するか、自身で定期的にチェックすることで、路上で立ち往生するリスクを大幅に減らすことができます。
パーツの入手ルートを確保しておく
日産純正パーツの中には、すでに製廃(製造廃止)になっているものも少なくありません。
海外(特に北米や東南アジア)では、ダットサントラックは今でも現役で走っているため、海外のECサイトからパーツを取り寄せることが可能です。
同じ型式を所有するオーナーズクラブやコミュニティに参加し、情報交換を行うのも有効な手段です。
ダットサントラックでのカーライフを最大化するために
ダットサントラックは、単なる移動手段ではありません。週末のキャンプ、DIYの材料運び、あるいはただ海沿いを流すだけでも、あなたのライフスタイルを豊かに彩ってくれる最高のパートナーになります。
もし購入を検討しているなら、まずは信頼できる「旧車やトラックに強いショップ」を見つけることから始めてみてください。技術力のあるメカニックが身近にいれば、古い車へのハードルはぐっと低くなります。
まとめ:ダットラは「育てる車」
新しい車は買った時が最高の状態ですが、ダットサントラックのような名車は、手入れをしながら自分好みに仕上げていく「育てる楽しみ」があります。
手間はかかるかもしれませんが、それ以上に得られる満足感と、道ゆく人の視線を集める高揚感は、この車でしか味わえません。
この記事を参考に、あなただけの最高の一台を見つけ、充実したダットラライフをスタートさせてください!