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【図解】クレーン操作に必要な免許は?「移動式クレーン」と「吊り

上げ荷重」の複雑な関係をスッキリ解説

建設現場や物流の要として活躍するクレーントラック(積載型トラッククレーン)。「これ一台あれば重い荷物も楽に運べる」と導入を検討される方も多いでしょう。しかし、いざ操作しようと思ったときに必ず直面するのが、「どの免許が必要なのか?」という問題です。

実は、クレーンの操作に必要な資格は、扱う荷物の重さや車両の種類によって細かく分類されています。これを正しく理解していないと、無資格運転として法令違反に問われるだけでなく、重大な事故を招くリスクもあります。

この記事では、クレーントラックの操作に必要な免許と資格の種類、そして混同しやすい「吊り上げ荷重」の区分について、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。


クレーン操作の資格は「吊り上げ荷重」で決まる

クレーントラック(移動式クレーン)を操作するために必要な資格は、主にそのクレーンが「何トンまで吊り上げられるか(吊り上げ荷重)」によって3つの段階に分かれています。

1. 移動式クレーン運転士免許(5トン以上)

吊り上げ荷重が5トン以上のすべての移動式クレーンを操作できる国家資格です。大型のラフテレーンクレーンやオールテレーンクレーンなどを仕事で扱うプロフェッショナル向けの免許です。指定の教習所で実技と学科を修了し、安全衛生技術センターでの学科試験に合格する必要があります。

2. 小型移動式クレーン運転技能講習(1トン以上5トン未満)

一般的な4トントラックや増トン車に搭載されているクレーンの多くは、この区分に該当します。吊り上げ荷重が1トン以上5トン未満のクレーンを操作する際に必要です。数日間の講習と修了試験を受けることで取得でき、現場で最も需要が高い資格と言えます。

3. 移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育(0.5トン以上1トン未満)

吊り上げ荷重が0.5トン以上1トン未満の比較的小さなクレーンが対象です。事業主が実施する、あるいは外部機関が行う「特別教育」を受けることで操作が可能になります。


注意!「運転免許」と「操作資格」は別物

クレーントラックを扱う上で、多くの人が陥りやすい罠が「車の免許があれば大丈夫」という思い込みです。クレーントラックを公道で走らせ、現場で作業させるためには、以下の2種類の免許・資格が同時に必要です。

道路を走るための「自動車運転免許」

車両そのものを運転するための免許です。車両の総重量に応じて「普通免許」「準中型免許」「中型免許」「大型免許」のいずれかが必要になります。

  • 2トン車ベース:準中型免許(または5t限定準中型)

  • 4トン車ベース:中型免許(または8t限定中型)

  • 大型車ベース:大型免許

荷物を吊るための「クレーン操作資格」

前述した「小型移動式クレーン運転技能講習」などの資格です。たとえ大型免許を持っていても、この操作資格がなければクレーンを動かすことはできません。

ポイント: 公道で走る(運転)ときは自動車免許、現場で荷物を吊る(操作)ときはクレーン資格。この切り分けを絶対に忘れないようにしましょう。


「玉掛け(たまがけ)」資格もセットで必須!

クレーンを操作する資格があっても、実はそれだけでは作業が完結しません。荷物をフックに掛けたり、外したりする作業を**「玉掛け」**と呼び、これにも別途資格が必要です。

  • 吊り上げ荷重1トン以上:玉掛け技能講習

  • 吊り上げ荷重1トン未満:玉掛け特別教育

現場では「クレーン操作」と「玉掛け作業」を一人で行う「一人作業」も多いため、クレーンの資格を取る際は、必ず玉掛け技能講習もセットで取得するのが業界のスタンダードとなっています。


現場で役立つ!クレーン仕様の見極め方

自分が乗るトラックのクレーンがどの資格に該当するかは、クレーンの根元付近にある「銘板(めいばん)」を確認するのが一番確実です。

  • 吊り上げ荷重(定格総荷重):ここに「2.93t」と記載されていれば、小型移動式クレーン運転技能講習が必要です。

  • ブーム段数:3段、4段、5段などがありますが、段数が多くても「吊り上げ荷重」が5トン未満であれば、技能講習で対応可能です。

最近の主流は、2.9トンクラスのクレーンです。これは、5トン以上の「免許」が必要な区分を避け、比較的取得しやすい「技能講習」の範囲内で最大限の能力を発揮できるように設計されているためです。


資格取得のメリットとキャリアアップ

クレーンの資格を取得することは、個人のスキルアップだけでなく、会社にとっても大きな利益をもたらします。

  1. 業務の幅が広がる

    手作業では不可能な重量物の搬入・搬出ができるようになり、一人で完結できる仕事が増えます。

  2. 給与・手当の向上

    資格手当を設けている企業が多く、年収アップに直結しやすい資格です。

  3. 安全意識の向上

    講習では力学や安全基準を深く学ぶため、事故のリスクを大幅に減らすことができます。


まとめ:正しい資格で安全な作業を

クレーントラックの操作は、一歩間違えれば重大な事故につながる責任ある仕事です。

「吊り上げ荷重」に応じた適切な資格(特別教育・技能講習・免許)を保有し、さらに玉掛け資格を組み合わせることで、初めてプロとしてのスタートラインに立つことができます。

車両の運転免許とクレーンの操作資格、この二輪を揃えて、安全かつ効率的な現場作業を実現しましょう。これから取得を考えている方は、まず汎用性の高い「小型移動式クレーン運転技能講習」と「玉掛け技能講習」の同時取得を目指すのが、最も賢い選択と言えるでしょう。


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