軽トラ1台で単身引越しは可能?載せられる荷物量の目安と、安く済ませるための積載テクニック
「引越し業者に頼むと数万円かかるし、軽トラを借りて自分で運べないかな?」と考えている方は多いはずです。結論から言うと、一般的な一人暮らしの荷物量であれば、軽トラ1台で十分に引越しが可能です。
しかし、無計画に積み込むと「入り切らない」「走行中に荷崩れして家電が壊れた」といったトラブルを招くことも。この記事では、軽トラに載せられる具体的な荷物量の目安から、プロも実践する「安く、たくさん載せる」ための積載テクニックを詳しく解説します。
軽トラ1台に載る荷物量の目安
軽トラックの荷台は、広さにして約1.5畳〜1.7畳分。数字で見ると小さく感じますが、高さ制限(地上から2.5mまで)を活かして垂直に積み上げることで、驚くほどの収納力を発揮します。
標準的な積載例(ワンルーム・1K程度)
大型家電: 単身用冷蔵庫(2ドア・140Lクラス)、洗濯機(5kg前後)
家具: シングルベッド(解体済み)、小型テーブル、テレビ台、カラーボックス、OAチェア
その他: 布団一式、掃除機、電子レンジ、衣装ケース(3〜4個)
ダンボール: Mサイズ10個〜15個程度
これだけの量が、パズルのように隙間なく積み込めば1台に収まります。自転車がある場合や、大型のソファがある場合は、ダンボールの数を減らすか、2往復するなどの調整が必要です。
自力引越しを成功させる!プロ直伝の積載テクニック
軽トラでのセルフ引越しを安く、安全に済ませるためには、積み込みの順番と固定のコツが重要です。
1. 「重い物・四角い物」をキャビン側に
積み込みの鉄則は、冷蔵庫や洗濯機などの「重くて背が高い物」を運転席(キャビン)側に寄せて配置することです。
メリット: 重心が安定し、走行中のふらつきや急ブレーキ時の荷崩れを抑えられます。
ポイント: 冷蔵庫は横倒しにするとコンプレッサー内のオイルが逆流し、故障の原因になるため、必ず立てた状態で載せましょう。
2. 隙間を「柔らかい物」で埋めて安定させる
家具の間に隙間があると、走行中の揺れで荷物が動き、傷や破損の原因になります。
テクニック: ダンボールの間に、布団袋や中身の入ったゴミ袋(ぬいぐるみや衣類)、巻き段ボールなどを挟み込んで「クッション」代わりにします。
効果: 荷物が動かなくなるだけでなく、積載効率がアップし、より多くの荷物を載せられるようになります。
3. 「あおり」の高さを超える場合はしっかり固定
平ボディ(屋根なし)の軽トラの場合、荷台の囲い(あおり)よりも高く荷物を積むことになります。
ロープワーク: 走行中に荷物が落下しないよう、トラロープやラッシングベルトを使用して「鳥居(運転席後ろの枠)」と荷台下のフックを連結し、固定します。
防水対策: 晴れていても急な雨に備え、ブルーシートを被せてからロープで縛るのがセルフ引越しの鉄則です。
引越し費用をさらに安く抑えるための具体策
レンタカー代とガソリン代だけで引越しを完結させるために、以下のポイントも意識してみましょう。
不用品の徹底処分: 荷物の量が減れば、積み込みの苦労が減るだけでなく、2往復する手間(ガソリン代・時間)も省けます。リサイクルショップや自治体の粗大ゴミ回収を早めに手配しましょう。
ダンボールは無料で調達: 近所のスーパーやドラッグストアで綺麗な箱をもらってくれば、梱包資材代を数千円節約できます。
「幌(ほろ)付き」車両を探す: もしレンタカー店に「幌付き軽トラ」の在庫があれば、雨の心配がなく、高さのある積載もより安全に行えるため、初心者には特におすすめです。
軽トラ引越しの注意点とリスク回避
自力で行うからこそ、以下のリスクには細心の注意を払いましょう。
最大積載量は350kg厳守: 軽トラの重量制限は意外とシビアです。本や書類が詰まった重いダンボールばかりを載せると、350kgを超えてしまう可能性があるため注意してください。
二人以上での作業を推奨: 冷蔵庫や洗濯機の運搬は、一人で行うと腰を痛めたり、新居の壁を傷つけたりするリスクが高いです。友人や家族に協力を仰ぎ、安全第一で作業しましょう。
後方視界の確保: 荷物を高く積むとバックミラーが使えなくなります。サイドミラーの調整を念入りに行い、バックの際は誘導をお願いしましょう。
まとめ
軽トラ1台での単身引越しは、事前の準備と積み方のコツさえ押さえれば、コストパフォーマンス最強の引越し手段となります。
重い家電をキャビン側に立てて配置する
隙間を柔らかい荷物で埋めて「遊び」をなくす
ロープとシートで落下・浸水対策を徹底する
このステップを守るだけで、引越し業者に頼まなくても安全かつ安価に新生活をスタートさせることができます。まずは、自分の荷物の中で「これだけは載せたい」という大型家具のサイズを測り、レンタカーの空き状況を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
次は、お近くのレンタカー店で「ロープやブルーシートの貸出サービス」があるかチェックしてみるのがおすすめですよ。
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