年式が新しいトラックを高額査定してもらうためのポイント
トラックは業務用途が中心のため、年式が新しいだけでは高額査定につながらないことがあります。実際の査定では、年式以外にも「走行距離」「メンテナンス履歴」「ボディ状態」「需要モデル」などが総合的に判断されます。ここでは、年式の新しいトラックをできるだけ高く売るための実践的ポイントを解説します。
1. 年式が新しいトラックは「減価スピード」が鍵
トラックは初年度登録から3年ほどで価格が大きく下がる傾向にあります。
ただし以下の条件を満たせば3〜5年落ちでも高値維持が可能です。
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走行距離が10万km以下
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定期点検・整備記録簿が揃っている
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外装・内装に大きな損傷がない
→ 「年式+状態の良さ」で高額査定を狙えます。
2. 外装・内装のメンテナンスで見た目価値を上げる
査定士は第一印象を重視します。査定前に次のような準備を行いましょう。
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洗車・ワックスがけ:ボディのツヤを出す
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荷台の清掃:サビやゴミを除去
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キャビン内の清掃・脱臭:運転席の印象を良くする
→ 「すぐ使える状態」と判断されれば査定額が上がります。
3. 純正パーツ・オプション装備は加点対象
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純正ナビ、ETC、バックカメラ、エアサスなどは高評価。
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改造がある場合は、純正に戻すか整備記録を添えることでマイナス査定を防げます。
4. 人気メーカー・車種はリセールが強い
年式が新しいトラックでも、市場需要があるモデルほど高値になります。
特に人気が高いのは以下のメーカー。
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いすゞ(エルフ、フォワード)
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日野(デュトロ、レンジャー)
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三菱ふそう(キャンター)
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UDトラックス(コンドル)
→ 商用中古市場や海外輸出で需要が高いため、高額査定が期待できます。
5. 査定前に複数社で相見積もりを
年式が新しいトラックほど業者によって査定額の差が大きい傾向があります。
必ず3〜5社に査定依頼を出して比較しましょう。
オンライン査定で相場を先に把握しておくのも有効です。
まとめ
年式が新しいトラックを高く売るには、
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定期メンテナンスで状態を維持
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外装・内装の印象を良くする
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人気モデル・純正装備を活かす
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複数社で査定を比較する
この4点を押さえることが高額査定の近道です。