車を売る際にカーナビやETCは残すべき?賢く判断して得をする方法
「愛車を売却する時、カーナビやETCってどうすればいいんだろう?」
「取り外した方が高く売れる?それとも付けたままの方がいい?」
車の売却を考えた時、こうした車内のオプション装備の扱いについて迷う方は多いのではないでしょうか。特にカーナビやETCは、次の車でも使いたいと考える方が多い装備です。
結論から言うと、多くの場合、カーナビやETCは付けたまま売却するのが賢い選択です。
今回は、カーナビやETCを取り外すか、そのままにするかの判断基準と、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
カーナビは「付けたまま」が基本!その理由とは
カーナビは、ETCと比べて車の査定額に影響を与える可能性が高いアイテムです。
付けたまま売るメリット
プラス査定に繋がる可能性がある
特に、メーカー純正のカーナビや、比較的新しいモデル、高機能なナビは、査定額がアップする可能性があります。社外品でも、人気のモデルであればプラス評価の対象になります。
取り外しによるマイナス査定を防げる
自分で無理に取り外そうとすると、ダッシュボードや内装に傷をつけてしまうリスクがあります。その傷が原因で、かえって査定額が下がってしまうことも少なくありません。また、取り外し工賃や、新しい車に取り付ける際の工賃も不要になります。
付けないで売るデメリット
マイナス査定になる可能性がある
メーカー純正ナビが付いている車を外して売却すると、ナビが装備されていることが前提の車種の場合、マイナス査定になることがあります。
手間と費用がかかる
取り外しには専門的な知識が必要な場合が多く、業者に依頼すると工賃が発生します。
注意点:個人情報の削除は必須!
カーナビには、自宅や職場、よく行く場所の住所や電話番号、そして過去の走行履歴などが残っています。これらの個人情報をそのままにして売却すると、情報漏洩のリスクがあります。売却前には必ず、取扱説明書を読んで工場出荷時の状態に初期化しましょう。
ETCは「付けたまま」でも「外して」もOK!ただし…
ETC車載器は、カーナビほど査定額に大きな影響を与えないことが多いです。
付けたまま売るメリット
取り外しの手間や費用がかからない
自分で取り外す自信がない方や、新しい車にETCが付いている場合は、そのままにしておくのが最も手軽です。
外して売るメリット
新しい車で使い回せる
新しい車にETCが付いていない場合、現在使用しているETC車載器を再セットアップして流用することで、購入費用を節約できます。
売却できる可能性がある
比較的新しいモデルや、ETC2.0対応のモデルなど、性能が高いETC車載器は、単体で買い取ってもらえる場合があります。
注意点:ETCカードを抜くこと!
ETC車載器自体には個人情報は記録されていませんが、ETCカードは必ず抜いておくことを忘れないでください。カードを抜き忘れると、情報漏洩だけでなく、後から請求が来てしまう可能性もあります。
まとめ:総合的に判断することが大切
カーナビとETCを売るべきか残すべきか、正解は一つではありません。
カーナビ: 基本的に付けたまま売却し、プラス査定を狙いましょう。個人情報の削除は忘れずに行ってください。
ETC: 査定額への影響は少ないため、新しい車で流用したいかどうかで判断するのが良いでしょう。
どちらの場合も、無理に取り外して車を傷つけないことが最も重要です。迷った場合は、そのままの状態で査定に出し、買取業者に相談してみるのが一番確実な方法です。