廃車寸前の車を高く売る！損しないための査定アップ術と買取業者の選び方
「もう動かない…」「修理するより新しい車を買う方が安い…」
廃車寸前の車を前に、どうやって手放せばいいか悩んでいませんか？
「廃車しかない」と思いがちですが、実はちょっとした工夫と正しい知識があれば、廃車費用を払うどころか、お金に変えることも可能です。
ここでは、廃車寸前の車を少しでも高く売るためのコツと、損をしないためのポイントを解説します。
なぜ、動かない車でも売れるの？
廃車寸前の車に価値がある理由は、主に以下の3つです。
部品としての価値
エンジンや電装品、内装パーツなど、まだ使える部品は多くあります。これらのパーツを中古部品として再販することで、業者は利益を得ます。
鉄資源としての価値
車のボディは鉄の塊です。たとえボロボロでも、スクラップとして資源にリサイクルできます。鉄資源の価格は日々変動していますが、一定の価値があります。
海外での需要
日本では需要がなくても、走行距離や年式を気にしない国や地域では、修理して販売されることがあります。特にトヨタ車などは海外での人気が高く、高価買取につながるケースが多いです。
【実践編】廃車寸前の車を高く売るための3つのコツ
コツ1：最低限の清掃と準備を行う
「どうせ廃車だから…」と汚れたままにしていませんか？
見た目がきれいな方が、査定士の印象が良くなります。
車内外のゴミを片付ける：
まずは車内のゴミを全て取り除きましょう。忘れ物がないか確認するついでに、簡単な掃除も行います。
洗車をする：
泥や砂を落とすだけでも印象は大きく変わります。手間をかける必要はありませんが、軽く水洗いするだけでも効果があります。
コツ2：書類を揃えておく
査定額には直接関係ありませんが、手続きをスムーズに進めることで、買取業者に好印象を与えられます。スムーズな取引は、買取価格の交渉にも有利に働くことがあります。
自動車検査証（車検証）
自賠責保険証明書
自動車税納税証明書
リサイクル券
これらの書類を事前にまとめておきましょう。
コツ3：専門の買取業者に査定を依頼する
これが最も重要です。
廃車寸前の車は、ディーラーや一般の中古車買取店では**「買取不可」**と言われることが多いです。
廃車専門の買取業者
事故車・不動車を専門に扱う買取業者
これらの専門業者は、動かない車を買い取るノウハウと再販ルートを持っています。複数の専門業者から相見積もりを取ることで、最も高い金額を提示してくれる業者を見つけ出すことができます。
損をしないための業者選びのポイント
出張査定が無料か：
ほとんどの専門業者は、無料で自宅まで査定に来てくれます。出張費を請求される業者には注意が必要です。
手続き代行費用が無料か：
廃車手続きには費用がかかりますが、専門業者に買い取ってもらう場合、手続き代行費用も無料でやってくれるのが一般的です。
買取後の名義変更を代行してくれるか：
売却後の名義変更をきちんと行ってくれる業者を選びましょう。
まとめ：廃車寸前の車でも諦めないで！
廃車寸前の車でも、部品や鉄資源としての価値、そして海外需要があるため、お金に変えることは十分に可能です。
まずは、「動かない車の買取専門業者」に相談し、複数の業者から相見積もりを取ることから始めてみましょう。この一歩が、廃車費用を払うはずだった車を、お小遣いに変える一番の近道です。