車を売る前に必ず確認すべき!査定・売買契約書のチェックポイント
「愛車を売ろうと思うけど、契約書ってなんだか難しそう…」
「言われるがままにサインして、後で後悔しないか不安…」
車を売却する際、査定額の交渉と同じくらい重要なのが、契約内容の確認です。特に、初めて車を売る方は、何をチェックすればいいかわからないかもしれません。
この記事では、車を売る際に必ず確認すべき契約書のチェックポイントを、専門用語を使わずにわかりやすく解説します。
なぜ契約内容の確認が大切なの?
契約内容をしっかり確認しないまま契約してしまうと、以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
減額トラブル:
引き渡し後に「車の状態が聞いていたのと違う」と言われ、査定額を大幅に減額されてしまう。
キャンセル料:
契約後に気が変わり、キャンセルしようとしたら高額なキャンセル料を請求される。
名義変更の遅れ:
なかなか名義変更をしてもらえず、自動車税の請求が来てしまう。
これらのトラブルを避けるためにも、契約書にサインする前に、内容を隅々まで確認することが非常に重要です。
車を売る際に必ず確認すべき契約内容のチェックポイント
契約書は、将来のトラブルを未然に防ぐための大切な書類です。以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
1. 買取金額と支払日
提示された査定額と、契約書に記載されている買取金額が一致しているかを確認しましょう。
また、いつ、どのように支払われるかも重要です。「車を引き渡してから〇日以内」など、具体的な支払日や振込方法が明記されているか確認します。
2. 減額規定(契約不適合責任)
これが最も重要なチェックポイントです。
「引き渡し後に車に不具合が見つかった場合、減額することがある」という旨の記載がないか確認しましょう。もし、そういった規定がある場合は、どのような不具合で減額されるのか、具体的な条件を質問し、納得した上でサインしましょう。
💡ワンポイントアドバイス 隠れた傷や不具合は、事前に業者に正直に伝えておきましょう。後から発覚するよりも、最初から共有しておくことで、不要なトラブルを避けられます。
3. キャンセル規定
契約後に何らかの理由でキャンセルする場合のキャンセル料や条件を確認しましょう。
「契約後はいかなる理由でもキャンセル不可」や「高額なキャンセル料が発生する」と記載されている場合もあります。
4. 名義変更の期限
車を売却したにもかかわらず、名義変更が遅れると、自動車税や任意保険の請求が来てしまう可能性があります。
契約書に「〇日以内に名義変更を行う」といった具体的な期限が明記されているか確認しましょう。
5. 車の引き渡し日
車をいつ業者に引き渡すか、引き渡し日も契約書に記載されます。
この日に合わせて、車の整理や必要書類の準備を進めましょう。
まとめ:売買契約書は「あなたの身を守る盾」
車の売買契約書は、あなたと買取業者双方の合意事項を証明する大切な書類です。
買取金額と支払日
減額規定(契約不適合責任)
キャンセル規定
名義変更の期限
車の引き渡し日
これらのポイントをしっかり確認し、納得できない点があれば遠慮なく質問しましょう。
安心して愛車を手放すためにも、契約内容を隅々までチェックする習慣をつけましょう。