人気メーカー別トラックの買取相場(いすゞ・日野・三菱ふそうなど)
トラックの買取価格は「メーカー」「年式」「走行距離」「車種・積載量」「国内外の需要」によって大きく変動します。特に いすゞ・日野・三菱ふそう は国内外で人気が高く、安定した買取相場を維持しているメーカーです。ここでは、代表的なメーカーごとに特徴と買取相場の目安を解説します。
1. いすゞ(ISUZU)トラック
「エルフ」「ギガ」など、小型から大型まで幅広いラインナップを持つトップシェアメーカー。
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小型(エルフ 2〜3トン):50万〜250万円
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中型(フォワード 4〜8トン):150万〜400万円
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大型(ギガ 10トン以上):200万〜600万円
👉 海外輸出市場で特に人気。年式が古くても稼働可能なら高値がつく傾向。
2. 日野(HINO)トラック
「デュトロ」「レンジャー」「プロフィア」が代表格。燃費性能や耐久性で高評価。
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小型(デュトロ):40万〜200万円
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中型(レンジャー):120万〜350万円
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大型(プロフィア):180万〜550万円
👉 東南アジア・中東市場で需要が高く、メンテナンス性が評価されている。
3. 三菱ふそう(FUSO)
「キャンター」「ファイター」「スーパーグレート」が主力。ドイツ・ダイムラーグループの技術力も強み。
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小型(キャンター):50万〜220万円
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中型(ファイター):130万〜380万円
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大型(スーパーグレート):200万〜580万円
👉 海外だけでなく国内運送業者からのニーズも高く、相場が安定。
4. その他メーカー(参考)
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UDトラックス(日産ディーゼル):アフリカ・中東で需要あり。大型は200万〜500万円。
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マツダ・トヨタの小型トラック:国内の建築業・配送業に人気。40万〜150万円程度。
5. 買取相場を上げるポイント
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定期点検記録簿・整備履歴の有無 → 信頼性が高まりプラス査定
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低走行・過走行でもエンジン良好なら評価大
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荷台の仕様(クレーン付・ダンプ・冷凍車など) → 専用車両は高額査定対象
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海外需要が強い年式・モデルを把握
まとめ
いすゞ・日野・三菱ふそうは、国内外で需要が高く 中古トラック市場の中心。
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小型:50万〜250万円前後
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中型:120万〜400万円前後
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大型:200万〜600万円前後
特に海外輸出ルートを持つ業者に売却することで、古い年式でも予想以上の高値になるケースがあります。