【え、ウソでしょ?】ペットの毛や臭いが車の査定額をガクッと下げるってホント?
はじめに:「うちの子、可愛いんだけど…」が落とし穴?
「愛犬や愛猫と、いつもドライブを楽しんでいるんだ!」
そう、ペットは大切な家族の一員。一緒に車に乗って、色々な場所にお出かけする方も多いですよね。でも、ちょっと待ってください。
もし、あなたが車を売却しようと考えた時、車の中に残ってしまったペットの毛やニオイが、査定額を大きく下げてしまう可能性があることをご存じでしょうか。
「でも、どうして?」「どれくらい影響があるの?」
この記事では、ペットの毛やニオイが車の査定額に影響する理由と、その対策について、分かりやすく解説します。
1. 査定士がチェックする「見えない減点ポイント」
査定士は、車の年式や走行距離だけでなく、車内の状態も厳しくチェックします。特に、ペットを飼っている車は、以下の3つのポイントが減額の対象となりやすいです。
1. ペットの「毛」
シートや内装への付着:
ファブリックシートやフロアマットの繊維の奥に入り込んだ毛は、掃除機ではなかなか取りきれません。
こうした毛を取り除くには、専門的なクリーニングが必要となり、その費用が査定額から差し引かれます。
2. ペットの「ニオイ」
シートや天井への染みつき:
ペット特有のニオイは、シートやフロアマットだけでなく、車の天井や内装材にも染みついてしまうことがあります。
査定士は、車内のニオイを非常に重視します。ニオイが染みついていると、次に車を買う人が「不快」と感じる可能性があるため、大幅な減額につながることがあります。
3. ペットによる「キズや汚れ」
シートのひっかきキズ:
爪でシートをひっかいたり、かじったりした跡は、査定額に直接影響します。
排泄物によるシミ:
もし車内で粗相をしてしまった場合、シートにシミやニオイが残ると、クリーニング費用がさらに高くなります。
2. 「減額」はどれくらい?
ペットによる減額の幅は、ニオイや汚れの度合いによって大きく異なりますが、数万円から、ひどい場合は10万円以上減額されるケースもあります。
特に、ニオイはクリーニングでも完全に消えないことがあるため、査定士にとっては非常に大きなマイナスポイントとなります。
3. 今からできる!査定額アップのための「3つの対策」
「でも、もう車の中に毛やニオイが…」と諦める必要はありません。今からでもできる対策を3つご紹介します。
1. 徹底的に「掃除」をする
掃除機で毛を吸い取る:
普段使っている掃除機では取りきれない毛も、ブラシ付きのノズルを使ったり、ゴム手袋をはめてこすったりすると、絡みついた毛を効率よく集めることができます。
重曹や消臭スプレーでニオイを消す:
重曹をカーペットに振りかけてしばらく放置し、掃除機で吸い取ると、ニオイを吸収する効果が期待できます。
ペット用の消臭スプレーも効果的です。
2. プロの「車内クリーニング」を検討する
自分でできる範囲では限界があると感じたら、専門の業者に依頼することも一つの手です。
プロの技術:
オゾン脱臭や専用の洗剤を使ったクリーニングで、自分では取りきれない頑固なニオイや汚れを徹底的に除去してくれます。
3. 査定時に「正直に申告」する
査定士は、プロです。ニオイや汚れは、隠そうとしてもすぐにバレてしまいます。正直に申告することで、かえって好印象となり、スムーズな査定に繋がります。
まとめ:愛車を高く売るなら、日頃のケアが大切
ペットは大切な家族ですが、車の査定においては、どうしてもマイナスポイントになってしまいます。
大切なのは、日頃からペットの毛やニオイに気を配ることです。
この記事を参考に、査定に出す前にできる限りのケアをして、愛車を少しでも高く売れるように準備しておきましょう。