【車の売却・購入】名義変更を業者に任せるときの注意点
「車の売却や購入って、名義変更が面倒くさそう…」
「手続きを業者に全部任せても大丈夫かな?」
車の売却や購入には、名義変更という重要な手続きが伴います。専門的な知識や書類が必要なため、多くの人がディーラーや買取業者に代行を依頼しますよね。
しかし、名義変更を業者に任せるとき、いくつかの注意点を怠ると、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。
今回は、名義変更を業者に任せる際に**「絶対に確認すべきこと」**を解説します。
なぜ、名義変更の確認が重要なのか?
名義変更が正しく行われないと、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
自動車税の請求: 名義が前の持ち主のままになっていると、新しい持ち主が乗っている車の自動車税が、前の持ち主に請求され続けてしまいます。
事故の責任: 万が一、新しい持ち主が事故を起こした場合、名義が前の持ち主のままだと、責任を問われるリスクが生じる可能性があります。
違反金の請求: 交通違反をした場合、前の持ち主の元に違反金の請求が届いてしまうことがあります。
名義変更を業者に任せるときの注意点
名義変更を業者に依頼する際は、以下の点をしっかり確認しましょう。
1. 名義変更の「完了日」と「完了後の確認方法」を明確にする
確認すること:
いつまでに名義変更が完了するか: 契約書に完了予定日を明記してもらいましょう。
完了の通知方法: 名義変更が完了したら、どのように連絡をもらえるか(電話、メール、書類の郵送など)を確認しましょう。
自分で確認する方法: 名義変更が完了したかどうかは、陸運局で確認することができます。業者に名義変更後の車検証のコピーを郵送してもらうなど、自分で確認できる方法を必ず決めておきましょう。
2. 必要書類をすべてコピーしておく
名義変更には、印鑑証明書や委任状など、重要な書類を業者に預ける必要があります。
対策:
業者に渡す前に、すべての書類を必ずコピーしておきましょう。
何をいつ業者に渡したのかを記録しておくと、後々のトラブルを防げます。
3. 信頼できる業者を選ぶ
名義変更を任せる業者は、信頼できるところを選びましょう。
ポイント:
実績と評判: インターネットの口コミや評判を調べ、名義変更に関するトラブルがないか確認しましょう。
古物商許可番号: 自動車の売買を行う業者は、古物商許可番号を保有しています。ホームページや店頭で確認できるかチェックしましょう。
まとめ
車の名義変更は、売却・購入が完了して初めて、すべての手続きが完了したことになります。
名義変更を業者に任せる場合でも、「すべてお任せ」にするのではなく、完了予定日や完了後の確認方法を明確にしておくことが、トラブルを未然に防ぐ一番の鍵となります。
大切な愛車の名義を、最後まで責任を持って管理するようにしましょう。