「車を売る前」に洗車や整備はするべき?買取査定のウラ話
こんにちは!今回は、お車の売却を考えている方からよく聞かれる「査定の前に、車を洗車したり、整備したりした方がいいの?」という疑問にお答えします。
「せっかくきれいにしたのに、査定額に影響しなかったらもったいない...」「修理した方が高く売れる?」そんな風に悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んでみてください。査定士が本当にチェックしているポイントを解説します。
1. 洗車・清掃は「するべき」?
結論から言うと、「できる範囲で、きれいにした方が良い」です。
なぜ洗車・清掃が大切なのか?
査定士の第一印象:
査定士も人間です。汚れていたり、車内が散らかっていたりすると、**「この車は大切にされていなかったのかな?」**というマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
キズやへこみの確認:
ボディが汚れていると、小さなキズやへこみが見えにくくなります。きれいにすることで、査定士も正確な状態を確認でき、適正な評価につながります。
プラス査定の可能性:
洗車や車内清掃は、査定額に直接的に大きく影響することはありませんが、きれいな状態であれば、査定士の印象が良くなり、少しでも良い価格をつけてくれる可能性があります。
どこまでやればいい?
ボディ:
洗車機にかける、または手洗いをする程度でOKです。泥汚れやホコリを落としておきましょう。
車内:
車内のゴミを片付け、掃除機をかけましょう。シートやマットにシミがあれば、できる範囲で拭き掃除をします。ペットの毛やタバコのにおいは、査定に大きく影響するので、消臭剤などで対策しておきましょう。
2. 整備・修理は「するべき」?
結論から言うと、「高額な費用をかけてまで修理する必要はない」です。
なぜ修理が不要なのか?
修理費用の回収は難しい:
例えば、10万円かけて修理したとしても、査定額が10万円以上アップすることはほとんどありません。査定士は、修理にかかる費用を考慮して査定するため、修理費用の方が高くついてしまうことが多いです。
買取業者は自社で修理する:
多くの買取業者は、自社に修理工場や提携先を持っています。そのため、一般の修理工場で修理するよりも、安く直すことができます。
査定前にすべきこと
異常があれば伝える:
エンジンから異音がする、エアコンの効きが悪いなど、車の異常があれば、正直に査定士に伝えましょう。隠しても、査定時に必ず見抜かれてしまいます。
点検記録簿を準備する:
定期的な点検やオイル交換の記録(点検記録簿)があれば、査定時に提示しましょう。大切に扱われていたことが証明され、査定額にプラスに働く可能性があります。
まとめ:賢く売却するための準備
お車を売却する前に、完璧な状態にする必要はありません。
洗車・清掃は、できる範囲で行い、良い第一印象を与える
高額な修理はせず、現状のまま査定に出す
この2つのポイントを押さえて、あなたの大切な愛車を、正しく評価してくれる業者に売却しましょう。