【失敗しない】車を売るときの印鑑証明書の取り方と注意点
「車を売却することになったけど、印鑑証明書ってどうやって取るんだろう…?」
「印鑑証明書って何に使うの?そもそも必要なの?」
車を売却する際、多くの人が初めて直面するのが**「印鑑証明書」**の取得です。この書類がないと、車の所有権を移すことができず、売却手続きを進められません。
今回は、車を売却するあなたがスムーズに手続きを終えられるよう、印鑑証明書の役割から、具体的な取得方法、そして注意点までを分かりやすく解説します。
1. 印鑑証明書とは?なぜ車を売る時に必要なの?
印鑑証明書は、市区町村に登録されているあなたの実印が本物であることを証明する公的な書類です。
車を売却する際は、車の所有者を変更する**「名義変更」**という手続きを行います。この時、売主(あなた)が車の譲渡に同意したことを証明するために、実印の押印と、その実印が本物であることを証明する印鑑証明書が必要になるのです。
印鑑証明書は、あなたの意思を証明する大切な書類なので、必ず原本を提出する必要があります。
2. 印鑑証明書の取り方(2つの方法)
印鑑証明書を取得するには、主に2つの方法があります。
方法1:市区町村の窓口で取得する
最も一般的な方法です。
必要なものを用意する:
印鑑登録証(カード): 印鑑登録をした際に発行されるカードです。これがなければ証明書は発行できません。
本人確認書類: 運転免許証やマイナンバーカードなど。
手数料: 1通につき200円〜300円程度(自治体によって異なります)。
窓口で申請書を記入する: 申請書に必要事項を記入し、窓口に提出します。
証明書を受け取る: その場で印鑑証明書が発行されます。
※代理人が取得することも可能ですが、その際は委任状などが必要になる場合があります。事前に市区町村のウェブサイトで確認しておきましょう。
方法2:コンビニで取得する
マイナンバーカードを持っている方は、全国のコンビニで簡単に取得できます。
必要なものを用意する:
マイナンバーカード
利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁)
手数料: 1通につき100円〜200円程度(自治体によって異なります)。
コンビニのマルチコピー機を操作する:
画面の案内に従って、マイナンバーカードをセットし、暗証番号を入力します。
「証明書交付サービス」を選択し、印鑑証明書を選択します。
手数料を支払い、証明書を印刷します。
※対応していないコンビニや、一部の市区町村では利用できない場合があります。事前に確認しておきましょう。
3. 印鑑証明書を取得する際の注意点
スムーズに手続きを終えるために、以下の点に注意しましょう。
有効期限に注意: 印鑑証明書は、発行から3ヶ月以内のものが必要とされます。売却手続きの直前に取得するようにしましょう。
必要枚数を確認: 自動車の売却では、通常1通で足りますが、複数の書類に印鑑証明書を添付する必要がある場合もあります。事前に買取業者に必要枚数を確認しておきましょう。
「実印登録」が必須: そもそも印鑑登録をしていないと、印鑑証明書は取得できません。登録をしていない場合は、まずお住まいの市区町村で印鑑登録の手続きを行いましょう。
車を売却する際、印鑑証明書は欠かせない大切な書類です。取得方法はそれほど難しくないので、今回ご紹介した内容を参考に、事前に準備を進めておきましょう。
安心して売却手続きを終えるために、ぜひご活用ください。