車を売る時に保証書は必要?査定額アップにつながる3つの書類
はじめに:保証書がないと車は売れない?
「車の保証書をどこに置いたか分からない…」
「保証書がなくても、車って買い取ってもらえるのかな?」
車を売る際、査定に何を持っていけばいいか迷う方は多いでしょう。特に、車を購入した際にもらった書類一式の中で、**「保証書」**をなくしてしまったという方もいるかもしれません。
保証書がないと車は売れないのでしょうか?この記事では、車を売る際に保証書が必要かどうか、そして査定額アップにつながる重要な3つの書類について、わかりやすく解説します。
1. 結論:保証書がなくても車は売れる!
まず結論から言うと、車の保証書がなくても、車を買い取ってもらうことは可能です。
車の売却に必要な書類は、主に以下の通りです。
自動車検査証(車検証)
自動車税納税証明書
自賠責保険証明書
印鑑登録証明書
譲渡証明書・委任状(買取店が用意してくれることがほとんど)
これらの書類が揃っていれば、保証書がなくても法律上は売却手続きを進めることができます。
2. なぜ保証書は重要なのか?査定額アップにつながる理由
では、なぜ保証書が重要視されるのでしょうか?それは、保証書が、その車が**「適切にメンテナンスされてきた」という証明**になるからです。
安心材料になる: 買取業者は、次のオーナーにその車を売却します。保証書があれば、**「この車は正規のサービスを定期的に受けてきた」**という信頼性が高まり、次のオーナーも安心して購入できます。
査定士の評価が上がる: 査定士は、保証書に記載されたメンテナンス履歴や修理歴をチェックします。これにより、車の状態をより正確に把握できるため、査定額が上がりやすくなります。
特に、中古車市場で人気の高い車種や、高額な外車の場合、保証書の有無は査定額を左右する大きな要素となります。
3. 保証書以外に査定額アップにつながる3つの書類
保証書が見つからない場合でも、諦めるのはまだ早いです。以下の3つの書類があれば、査定額をアップさせられる可能性があります。
書類①:整備記録簿
整備記録簿は、法定点検や車検の際に、いつ、どこで、どんな整備をしたかが記録された書類です。
ポイント: 車のコンディションの良さを証明する最も重要な書類の一つです。保管場所は、車検証入れの中に入っていることが多いです。
書類②:修理履歴の明細書
もし大きな修理をしたことがある場合、その際に発行された明細書を保管しておきましょう。
ポイント: 事故による修復歴がないことや、専門業者による適切な修理が行われたことを証明でき、査定士の信頼を得ることができます。
書類③:オプション品の購入明細書
後付けでカーナビやETCなどを取り付けた場合、その購入明細書や取扱説明書も一緒に揃えておきましょう。
ポイント: 純正品ではない場合でも、査定額にプラスされる可能性があります。
まとめ:書類は「車の信頼性」を証明する大切な証拠
車を売る際に、保証書がなくても手続きはできます。しかし、**「この車は大切に乗られてきた」**という信頼性を証明するためには、保証書や整備記録簿などの書類が非常に重要です。
もし書類をなくしてしまっても、焦らず、今回ご紹介した3つの書類を探してみましょう。これらの書類があるだけで、あなたの車の査定額は大きく変わるかもしれません。
査定を依頼する前に、一度、車検証入れの中をチェックしてみることをおすすめします。