【徹底解説】バイクを高く売るための査定基準と秘訣
「愛車を少しでも高く売りたい…」そう思っているバイクオーナーは多いはず。バイクの買取価格は、車種や年式、走行距離だけでなく、さまざまな要素によって決まります。
何も知らずに査定に出してしまうと、本来の価値よりも低い金額で手放すことになりかねません。
この記事では、バイクの査定でチェックされる重要なポイントを具体的に解説し、あなたのバイクを少しでも高く売るための秘訣をお伝えします。
バイク買取査定の基本！5つのチェック項目
バイクの査定士は、あなたのバイクの価値を様々な角度から総合的に判断します。特に重視されるのは、以下の5つの項目です。
1. 車種と人気度
需要と供給のバランス：中古市場で人気が高く、探している人が多い車種は、年式が古くても高値がつきやすい傾向にあります。
希少性：生産終了となった絶版モデルや、限定生産されたバイクは、希少価値から高額で取引されることがあります。
現行モデル：新車に近い現行モデルや、発売されたばかりのモデルは、やはり高価買取が期待できます。
2. 年式と走行距離
年式：基本的に、年式が新しいほど高評価となります。新車登録から時間が経つほど、価値は下がることが一般的です。
走行距離：走行距離はバイクの消耗具合を示す重要な指標です。走行距離が少ないほど、エンジンや各パーツの摩耗が少なく、状態が良いと判断され、査定額がアップします。目安として、5,000kmや10,000kmごとに査定額が変わることが多いです。
3. 外観の状態
傷やへこみ：転倒歴や立ちごけによる傷、へこみ、サビなどは、査定額の減額につながります。特にタンクやカウルなど目立つ部分の損傷は大きく影響します。
塗装や色あせ：日焼けによる色あせや、経年劣化による塗装の剥がれもマイナス評価の対象です。日頃からバイクカバーをかけるなどして、状態を保つことが大切です。
洗車と清掃：査定前に洗車をして、ホコリや泥汚れを落としておきましょう。細かい部分まで手入れが行き届いていると、「大切に乗られていたバイク」として好印象を与え、査定額にプラスに働く可能性があります。
4. エンジン・機能系の状態
エンジンの始動性：エンジンがスムーズにかかるか、異音がないか、アイドリングが安定しているかなど、基本的な動作がチェックされます。
オイル漏れや異音：エンジンやサスペンションからのオイル漏れや、走行中の異音は、大きな減額ポイントです。
各パーツの動作確認：ライトやウインカー、メーター類、ブレーキなど、すべての機能が正常に動作するか確認しましょう。
5. メンテナンス歴と付属品の有無
メンテナンス記録：定期的なメンテナンスを証明する「点検整備記録簿」があると、バイクの状態が良好であることをアピールできます。
純正パーツ：カスタムしている場合でも、純正パーツを保管しておくと査定額がアップすることが多いです。ノーマル状態に戻せるようにしておきましょう。
その他付属品：取扱説明書、スペアキー、工具なども揃っていると好印象です。
高価買取の秘訣！査定前にできること
査定基準を理解した上で、査定額を少しでもアップさせるための具体的な行動を起こしましょう。
洗車と清掃で好印象を与える
査定前にバイクをピカピカに磨いておくだけでも、査定士の印象は大きく変わります。
特に、普段手が届きにくいチェーンやスプロケット、エンジン周りの汚れもきれいにすると効果的です。
バッテリーの充電や交換
エンジンがかからないと大幅な減額につながります。査定当日にバッテリー切れでエンジンがかからない、ということがないように、事前に充電しておくか、必要であれば交換しておきましょう。
修復歴や不具合は正直に申告する
事故歴や修復歴を隠しても、査定士はプロなので必ず見抜きます。後から発覚すると信頼を失い、かえって査定額が下がる可能性があります。
不具合箇所は隠さず正直に伝え、どのような修理をしたかなど詳細を説明しましょう。
複数の買取業者に査定を依頼する
最も重要なポイントです。バイクの査定額は業者によって大きく異なります。
最低でも3社以上から見積もりを取り、比較検討することで、最高額での売却を目指せます。一括査定サイトを利用すると手間が省けて便利です。
まとめ：あなたのバイクの価値を最大限に引き出す
バイクの買取は、年式や走行距離だけでなく、外観やメンテナンス状態など、総合的に判断されます。
この記事で解説した「査定基準」と「高価買取の秘訣」を参考に、しっかりと準備をして査定に臨んでください。あなたの愛車の価値を最大限に引き出し、納得のいく売却を実現しましょう。
